アルザスに
魅せられて・・・・
何年も前に家族でフランスのアルザス地方に住んだことがありました。
英語も通じなく、フランス語とドイツ語の方言のようなアルザス語の世界で、仕事を辞め、幼子2人を連れて主人の留学に付いていき、心細い毎日を送っていました。
帰国後は、言葉や文化に興味を持って過ごしてきました。
多言語活動にも参加しましたが、それでもやはり英語は必要と感じ、1枚のチラシからコア英語教室を始めました。
数々の出会いがあり、100人以上の生徒さんたちが巣立っていかれました。
小学生から高校生までという長いお付き合いの方も多く、ご家族の方々とも一緒になって成長してきた感があります。
つくばという土地柄、研究者のご家庭が多く、海外生活経験者や帰国子女の方、外国籍の方もいらっしゃいました。
卒業生も英語圏にとどまらず留学された方もいらっしゃいます。
そんな環境で文化交流サロンを作りたいと妄想してまいりました。
アルザスのことは今でもよく思い出します。
ドイツとの国境であるライン川とヴォージュ山脈の間のなだらかな丘陵地帯にはブドウ畑がうねるように続き、おとぎ話に出てくるような花で飾られた木組みの家々の村が現れます。
主都ストラスブールには、イル川の中州に、ゲーテも賞賛したという片方の塔だけのゴシックの大聖堂があります。
運河沿いには美しく窓辺を花で飾った木組みの家の続くプティト・フランス、どちらも世界遺産です。
街中に見られるドイツとフランスの建物や文化、言葉の混在。
豊かな土地であるがために領土争いの多くの戦火を潜り抜けながら、アルザス人としてのアイデンティティーを保ちながらしたたかに生き抜いてきた人々。
クグロフやシュークルート、白ワインやチーズの食文化。
そして、アルザスはクリスマスツリーの発祥の地とも言われ、クリスマス市でも有名です。
この度、コア荒川沖英語教室をオープンするにあたり、文化交流の場として、大人のためのカルチャーササロン、Salon d'Alsaceも同時にオープンします。
どうぞよろしくお願いいたします。
Salon d'Alsaceの文化交流活動
1、季節の行事
季節ごとに行事を企画し、オープン・ハウスをします。
2、各種文化講座
語学、文化、教養講座を開きます。
3、アフタヌーン・ティー・パーティー
テーマごとにゲストスピーカーをお招きしておしゃべりしましょう。
2012年12月2日
なお、コア英語教室の杉原クラス(吾妻教室、ひたち野うしく教室、荒川沖教室)は、2019年3月に閉じました。25年間ありがとうございました。
Salon d'Alsace(荒川沖大越邸)は、活動を続けておりますのでよろしくおねがいします。
2019年5月21日
荒川沖大越邸の売却(2022年7月)に伴い、Salon d’Alsaceは、つくば市の杉原宅に移動しました。引き続きよろしくお願いします。 2022年8月1日
Salon d'Alsaceの活動から立ち上がったTSUKUBA OLIVE CLUBはこちらから
2013年3月15日